心臓病治療の専門病院。手術支援ロボットのダ・ヴィンチの手術成功率は99.5%以上で、世界最高の手術成功率を収めている。アメリカでできない手術もできる。 負担の少ないロボット心臓手術(ダ・ヴィンチ手術)は、術中の出血が少ないことと術後の痛みが少なくほとんど傷跡も残らない、手術後3日間で退院可能。 医療コンシェルジュを配置し、上質なホスピタリティを実現した。
日本では現在、私にしか出来ない心臓手術があります
ダビンチを用いた内視鏡手術
これらのハイエンドな技術が通常の心臓手術に生かされ、手術の安全性と効率が飛躍的にアップしております。
このウェブサイトでは、私の思考と技術の結晶とも言える成功率99.5%以上の心臓手術の数々を、皆さんに紹介します。
ニューハート・ワタナベ国際病院での手術件数 2014年5月19日~2015年8月31日(469日間)
アメリカ・日本の平均手術死亡率とTeam WATANABEとの比較
患者さんに本当に伝えたいこと
我々Team Watanabe は、
1.Team Watanabe は Perfect Operation !!
素早く、無駄なく、手術時間は3時間以内
手術痕は小さい傷で目立たない、痛みも少ない
弁形成術では胸の真ん中を開きません
患者さんの体にも心にも傷を残さない、完璧な手術を実現します。
2.Team Watanabeの手術でリスクは日本平均の1/5以下
冠動脈バイパス手術の場合、
アメリカの平均リスクは2.31%ですが、Team WATANABEは0.43%
弁膜症手術の場合、
日本の平均リスクは3.75%ですが、Team WATANABEは0.20%
MICS~傷が小さい小切開手術 (低侵襲心臓手術 小切開心臓手術 通称MICS:ミックス)
低侵襲心臓手術・小切開心臓手術 MICS(ミックス)とは?
大きな胸骨正中切開で行う心臓手術を、小さな切開で行う心臓手術のことで、英語の略語からMICS(ミックス)と呼ばれています。具体的には肋骨と肋骨の間(肋間)を5~10cmほど切開して「肋間小開胸」でのMICS(ミックス)を行います(図1)。ポートアクセス法とも呼ばれます。
チームワタナベの小切開手術は、手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」での内視鏡手術の技術を応用し、他の病院とは次元の違う心臓手術を実現しています。
小切開心臓手術 MICS(ミックス)のメリット
骨も神経も血管も切らず、肋骨の間もこわさないので、傷が小さく、体や心にも負担をかけない、優しい手術方法です。
肋間小切開のMICS(ミックス)では胸骨を切らないため、出血が少なく、正中切開の時のような胸骨感染のリスクもありません。MICS(ミックス)では胸骨正中を切らないので術後2か月の運動制限もほとんどありません。早期リハビリが可能となり、早期退院、早期社会復帰が可能になります。
また女性では美容的すぐれているのでMICS(ミックス)はお薦めです。
MICS(ミックス)のデメリット
MICS(ミックス)は正中切開に比べて痛みが強い傾向にあります。
また術後乳首周辺の知覚が無くなることもあります。また施行する外科医にとっては傷も小さいが、視野の狭いところでの手術になります。そのため、MICS(ミックス)の手術は狭い視野で確実に手術操作をすることが求められるため豊かな経験とセンスが必要です。そのため一部の施設でのみ行われていますが、適切な術式の選択によって患者さんの苦痛の軽減や早期の社会復帰などが可能となります。
つまり身を任せる外科医、手術を受ける施設によりMICS(ミックス)は安全にもなるし危険な手術にもなるのです。
どんな病気でMICS(ミックス)が受けられるか?
成人の心房中隔欠損症、僧帽弁疾患、冠動脈バイパス術(1枝~4枝バイパスが可能)および大動脈弁置換術です。
チームワタナベでは1993年日本で初めてMICS(ミックス)で冠動脈バイパス手術を行いました。2本以上の冠動脈バイパス手術をMICS(ミックス)で行えるのはチームワタナベを含め一部の施設だけです。
1993年からMICS(ミックス)を行ってすでに20年が経ちました。 現在、カテーテルで弁膜症が治る時代になってきました。正中切開の手術は過去のものになりつつあります。
ダ・ヴィンチでのロボット手術
日本の心臓手術が、新時代へ―。 手術支援ロボット・ダヴィンチ(da Vinci Surgical System)での手術は、患者さんに優しい手術です。
手術支援ロボット“ダ・ヴィンチ(da Vinci Surgical System)”とはどのようなものでしょう。
ダヴィンチ(da Vinci Surgical System)は、1990年代に米国で開発され、1999年よりIntuitive Surgical社から販売されています。
小さな創から内視鏡カメラとロボットアームを挿入し、医師が3Dモニターを通して術野を目で捉えながら、実際に鉗子を動かしている感覚で手術を行います。
3D内視鏡カメラにより、術野を鮮明な3D映像として表示します。
ズーム機能により患部を拡大視野でとらえることもできます。
人間の腕、手首、指先のような役割を担っており、先端にさまざまな鉗子を装着して使用します。医師の動きに連動し、組織をつまむ・切る・縫合するなどの動作を行います。
鉗子やカメラを動かすコントローラには、手先の震えが伝わらないよう手ぶれを補正する機能があり、細い血管の縫合や神経の剥離などを正確に行うことができます。
医師が動かす手の幅を縮小してインストゥルメントに伝える仕組みです。 たとえば対比を5:1に設定すれば、手を5cm動かすと鉗子は1cm動きます。
ロボット心臓手術(ダ・ヴィンチ手術)のメリット
ロボット心臓手術(ダ・ヴィンチ手術)では胸骨を切らないため、出血が少なく、正中切開の時のような胸骨感染のリスクもありません。MICS(ミックス)で起こる創部の痛みや知覚障害もほとんどありません。早期リハビリが可能となり、早期退院、早期社会復帰が可能になります。
また女性では美容的すぐれているのでロボット心臓手術(ダ・ヴィンチ手術)はお薦めです。
患者さんの身体にも心にもやさしいダ・ヴィンチでの手術
ダ・ヴィンチでの手術は、一般の開胸手術に比べて身体的、精神的な負担が軽減される上、手術後の日常生活の面でもメリットがあります。
傷口(手術痕)が小さい
一般的な心臓手術は胸骨を切り開いて行いますが、ダヴィンチ手術は患者さんの皮膚を1~2cmの幅で数カ所切開し、そこから鉗子を挿入して行います。
術中の出血が少ない
開放手術と比較すると極めて少ない出血量です。
術後の痛みが少ない
小さな傷口を開くだけなので、術後の疼痛が軽減されます。
早期退院が可能
傷口が小さいため、術後の体力回復が早い傾向にあります。手術後3日で退院できるケースもあります。
どんな病気でロボット心臓手術(ダ・ヴィンチ手術)が受けられるか?
僧帽弁閉鎖不全症の手術である僧帽弁形成術において、手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」用いて傷を小さくする手術をしています。
この手術法を用いると、手術傷が小さいので術後の回復が早く、ほぼ3日で自宅に帰ることができ、また、とても正確な弁の形成ができますので、術後の弁の機能がとてもよく保たれています。
狭心症・心筋梗塞への手術に対しても、手術支援ロボット「ダヴィンチ」を用いて「完全内視鏡下心拍動下冠動脈バイパス術(TECAB)」という手術を実施しています。
内視鏡だけで手術を行うので、手術での傷も小さな穴のみの身体に優しく正確な手術になります。
成人の心房中隔欠損症の手術に対して、手術支援ロボット「ダヴィンチ」を駆使し、数個の小さな穴を開けて内視鏡だけで手術を行う低侵襲手術を実施しています。
手術支援ロボット“ダヴィンチ(da Vinci Surgical System)”手術のこれまでの成績
チーム ワタナベの実績2005年12月~2015年9月現在 314件の実施 手術成功率99.8%以上。